CG

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より完成度の高いCGがつくりたい!けれど何をどうすれば完成度が上がるのか分からない、という方へ。どの要素が完成度に影響を与えるのかお伝えします。

モデリング実践編の頁を読んでくださった方は、 SketchUpの基本的な操作の実用的な使い方を知っているため、 ほとんどの建築をモデリングで表現できるようになっているかと思います。 また、さらにレンダリング実践編を読んでくださった方は、 レンダリングの操作が実はとても簡単であることを実感してもらえたかと思います。 モデリングの基本的で実用的な操作方法を知り、 レンダリングができるようになった方は、 よりリアルなCGを作りたい!と思うようになるかと思います。 SketchUpや Rhinocerosなどのモデリングソフト、 podiumやV-rayなどのレンダリングソフト、 Photoshopなどの画像処理ソフト、 Illustratorなどのレイアウトソフト、 の技術を漠然と覚えたい、と思う方より、 CGの完成度を上げるためにこれらのソフトの技術を習得したい! と目的を明確化している方の方が、やることを絞ることができるため、 短時間でより確実に技術が習得しやすくなると思います。 そのためここでは目的をより明確化にするためにまず、 よりリアルなCGをつくるために重要な要素はなにかを列挙していきます。 □SketchUp ・モデリングにテクスチャー(素材)を貼る ・モデリングでタイルなどのテクスチャーの目地を表現する ※目地のついたテクスチャーを使うのもあり ・モデリングで外部・内部建具などをつくる ・モデリングで壁の巾木、天井際の周り縁を表現する ・モデリングに陰影をつけるため凹凸や隙間をつくる ※外部建具召合せ部分の隙間、収納扉の隙間、見切り材の散り、などなど ・モデリングで家具などを配置する □Photoshop ・モデリングに貼るテクスチャーのメリハリをつよくする ・モデリングに貼るテクスチャーの色調を調整する ・明るさを適切に調整する ・建物にあった背景を合成する ・動きのあるものを静止させた表現をする ・人や小物などの添景を合成する □その他 ・解像度の高いテクスチャーを用意する ※こちらの頁で解像度の高いテクスチャーをお金も時間もかけずに取得する方法を紹介しています。 ※他にももっとあるかと思いますので後々に追記していきます。 SketchUpの技術を習得しCGの完成度を上げたい方はこちらから Photoshopの技術を習得しCGの完成度を上げたい方はこちらから CGの完成度を上げつつ、 各ソフトの技術を身につけることができますので、 是非上記の頁も見ていっていただきたいです。
Sketch up_モデリング方法_上級編

モデリング上級者編_SketchUp_レンダリングの完成度を高めるモデリングのやり方をお伝えします_①モデリングにテクスチャーを貼る

別の頁にて、 CGの完成度を高める要素について説明いたしました。 その頁にて、モデリングの質を高めることも、 CGの完成度を高めることに繋がることを説明いたしました。 下記が、モデリングによりCGの完成度を高めるために繋がる要素です。 □SketchUp ・モデリングにテクスチャー(素材)を貼る ・モデリングでタイルなどのテクスチャーの目地を表現する ※目地のついたテクスチャーを使うのもあり ・モデリングで外部・内部建具などをつくる ・モデリングで壁の巾木、天井際の周り縁を表現する ・モデリングに陰影をつけるため凹凸や隙間をつくる ※外部建具召合せ部分の隙間、収納扉の隙間、見切り材の散り、などなど ・モデリングで家具などを配置する この頁ではまず、 ・モデリングにテクスチャー(素材)を貼る 操作をやっていきたいと思います。 SketchUpで作成したモデリングデータの各面に、テクスチャー(素材)を貼り付けることで、 真っ白だったモデリングデータに色や質感が表現され、 リアルなCGに近づいていきます。 この、テクスチャーを貼ったモデリングデータをレンダリングすることで、 リアルなCGをつくることができます。 SketchUpはjpeg形式のデータを取り込むことができるため、 ・jpeg形式の解像度の高いテクスチャー画像を入手する ↓ ・入手したテクスチャー画像をSketchUpのモデリングの面に配置する ↓ ・モデリングの面に配置したテクスチャー画像の向きと大きさを調整する ↓ ・この操作を各面に行う。 ことで、モデリングデータの各面にテクスチャーを配置していくことができます。 以下に、1つ1つの操作を丁寧に説明していきます。 ・jpeg形式の解像度の高いテクスチャー画像を入手する ※よりリアルなCGをつくるためには解像度の高いテクスチャーを用意する必要があります。 お金も時間もかけずに、テクスチャーを入手する方法はこちらの頁にて説明しております。 ・入手したテクスチャー画像をSketchUpのモデリングの面に配置する ↓ ・テクスチャーを貼りたい壁や床を「選択ツール」で「ダブルクリック」して、グループを編集するモードに入ります。 ※後ほどテクスチャーを貼る面を選択するために、グループを編集するモードに入っておく必要があります。 ↓ ・「ファイル」→「インポート」 ↓ ・入手したjpeg形式のテクスチャー画像選択 ※「テクスチャーとして取り込む」にチェックを入れます。 ↓ ・テクスチャーを配置したい面を選択します。 ↓ ・面上のもう一点を選択します。 ※この時点で、テクスチャーの大きさや角度が大まかに調整できるのですが、 テクスチャーの大きさは後で調整するため、 向きだけ自分のイメージに近い向きになるような点を選択します。 ↓ ・モデリングの面に配置したテクスチャー画像の向きと大きさを調整していく。 ※先ほどは角度のみ正しく配置しましたが、 大きさはラフに調整しているため再調整します。 ↓ ・大きさを調整したい、テクスチャーが貼ってある面を「選択ツール」で選択します。 ↓ ・右クリックしてテクスチャーを押します。 ↓ ・緑部分を「ドラッグ&ドロップ」することで、  角度と大きさを調整できます。  緑方向に縮めることで、目分量ではありますが大きさを調整できます。 ↓ ・キーボードの「esc」を押すか、どこか関係ない部分をクリックして、「グループを編集するモード」から抜けます。 ↓ ・「メジャーツール」を利用して、テクスチャーの寸法を念のため測り、スケール感が間違っていないことを確認します。 以上の操作で、 モデリングの面にテクスチャーを貼る操作は終了です。 ちなみに、 他のバージョンでは使用できないことが多い操作方法ですが、 SketchUp2017の場合は、 テクスチャーの大きさを整える別の方法があります。 ・Sketch Up2017ならではのやり方で、モデリングの面に配置したテクスチャー画像の大きさを調整していく。 ↓ ・大きさを調整したい、テクスチャーが貼ってある面を「選択ツール」で選択します。 ↓ ・選択をすると「デフォルトのウィンドウ」の「エンティティ」に、選択した面に貼ったテクスチャーが表示されます。 ↓ ・表示されたテクスチャーをクリックし、表示される数値を変更します。  表示されている数値を削除して2倍の数値を入力すればテクスチャーの大きさが2倍に、  表示されている数値を削除して0.5倍の数値を入力すればテクスチャーの大きさが0.5倍になります。 ※通常は縦か横どちらかの数値を変更すれば縦横比を守ったままテクスチャーの大きさを変更できます。  数値横の鎖マークを解除することで、縦横比を守らずにテクスチャーの大きさが変更できるようになります。 以上で、SketchUpならではのモデリングの面に配置したテクスチャー画像の大きさを調整することができます。 ちなみにここで、 色の調節もすることができますがコントロールが難しいためおすすめはいたしません。 次いで、 全ての面にこのテクスチャーを貼る作業を繰り返していくことで、 モデリングデータにテクスチャーを貼る作業は完了します。 全ての面にテクスチャーを貼るのは難しそうですが、 同じテクスチャーを複数の面に貼る場合は、 「ペイントツール」を用いてテクスチャーのコピーができるのでとても簡単です。 ・コピーの方法は、複製したいテクスチャーのある壁を「選択ツール」で「ダブルクリック」して「グループを編集するモード」に入る ↓ ・「ペイントツール」を選択して、キーボードの「alt」ボタンを押す。  すると「ペイントツール」がスポイトのような見た目になります。 ↓ ・「ペイントツール」がスポイトのような見た目にした状態で、コピーをしたいテクスチャーを貼ってある面をクリックすると、テクスチャーをコピーすることができます。 ↓ ・そしてキーボードの「alt」を離すと、先程複製したテクスチャーを貼るモードに切り替わり、クリックした面に、先程コピーしたテクスチャーを貼ることができるようになります。 ↓ ・クリックしてテクスチャーを貼り、向きが意図していない向きになっていた場合は、  先ほどお伝えした方法で修正します。 ↓ ・向きや大きさを調整したい、テクスチャーが貼ってある面を「選択ツール」で選択します。 ↓ ・右クリックしてテクスチャーを押します。 ↓ ・緑部分を「ドラッグ&ドロップ」することで、  角度と大きさを調整できます。  緑方向に縮めることで、目分量ではありますが向きや大きさを調整できます。 ↓ ・キーボードの「esc」を押すか、どこか関係ない部分をクリックして、「グループを編集するモード」から抜けます。 以上の操作を全ての面に対して行うことで、 完成度の高いCGをつくることができるようになります。 この操作は地味で地道な作業になりますが、 CGの完成度を上げるとても重要な要素であり、 慣れていけば時間がかからないようになっていきますので、 是非根気づよく続けてみてください。 丁寧にテクスチャーを貼れるようになり、 レンダリングの手軽さが分かるようになると、 CGづくりがどんどんと楽しくなっていきます。
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レンダリング実践編_podium_実務に向いたCGレンダリングの方法をお伝えします_②早速試しにレンダリングをしてみます。

前の頁にて、 レンダリングソフトであるpodiumのダウンロード方法について説明いたしました。 今回は早速試しにレンダリングをしていきたいと思います。 下準備の必要はありません。 設定をして、レンダリング開始ボタンを押す、 以上でレンダリングは終わります。 特にpodiumは簡単で手軽にレンダリングが行えるソフトであるので、 その簡単さを感じるためにはまずは早速試しにレンダリングをしてみたいと思います。 podiumをインストールすると、 podium用のWindowが表示されます。 ※表示されていない場合、下記の方法で表示させます。 ・まずはそのウィンドウ上にある歯車のマークを押して、設定をします。 ↓ ・ ※末広の家をつかって、明るさ調整前、後、添景を加える、などの操作を見せていく ↓ ・ 以上の操作のみでレンダリングは完了です。 ただ、モデリングの作り込み具合によっては、 リアルなCGには程遠いな、と感じる方も多いと思います。 また、明るすぎたり暗すぎたりするため、 明るさを調節したいと思う方もいると思います。 レンダリングの操作や仕上がりを知った後に、 モデリングを作り込むと、 どの部分をどう作り込むと仕上がりに差が出るのか、 ここはレンダリングの仕上がりに影響しないから作り込むのはやめよう、 などと考えられるようになり、 完成度も上がり、モデリングにも時間がかからなくなってきます。 そのため、レンダリングを知ったこのタイミングで、 モデリングのどこを作り込めばよいか、などを知るとにより、完成度の高いCGができますので、 別の頁でモデリングの上級者向けのやり方について説明していきます。 また、Photoshopを習得したい方も、 Photoshopを習得する!という漠然とした目的のままですと、 分厚い参考書に取り掛からなければならなくなり、 時間もかかる上に、習得もできない場合が多いです。 「CGの明るさ調節や背景などの添景加えるための技術を得るため」と目的を絞って行うと、 やることも絞れて習得も早くなりますので、 別の頁でCGの修正に使うPhotoshopの技術を説明していきます。 実務でPhotoshopをつかうほとんどの場面はCGや模型写真の修正ですし、 どちらも操作方法はほぼ同じなので、 建築関係の仕事をしている人も、建築学生にも有用な情報になるかと思います。 是非、 上級者向けのSketchUpでのモデリング方法 と、 CGや模型写真をPhotoshopにより修正し完成度を高める方法 も読んでいってください。
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レンダリング実践編_podium_実務に向いたCGレンダリングの方法をお伝えします_ ①レンダリングの説明とpodiumのダウンロード方法

今までにCGのモデリングの方法を学んできた方は、 このレンダリングという操作に憧れてCGの勉強をはじめたという方が多いかと思います。 まずは、 レンダリングはそもそも何か、について説明いたします。 レンダリングとは、 SketchUpやRhinocerosなどのモデリングソフトでつくった立体に、 影などにより陰影を表現することによって、素材感のリアリティを出す操作のことです。 このCGはリアルだな、と感じるようなものは、 モデリングしてきたデータをレンダリングした結果です。 多くの人はこのリアルなCGをつくることに憧れて、 そしてこの部分にハードルの高さを感じてCGに取り組むことを諦めてしまうようです。 僕はこれがとても勿体ないことだと思います。 なぜなら、モデリング→レンダリングの作業はとても簡単だからです。 レンダリングする際に僕らがする作業ははじめの設定だけで、 残りの仕事は全てpodiumやV-Rayなどのレンダリングが行ってくれます。 つまり、レンダリングの技術を得るためには、 はじめの設定の仕方のみを覚えればよいのです。 そして、その設定の仕方はこの頁から必要な部分を丁寧に説明していきます。 建築関係の実務や建築学生のportfolio作成に必要な部分のみにしぼり、 無駄なく効率的にお伝えしていこうと思いますので、 是非読んでいってください。 まずは、 podiumの購入とダウンロードから説明していきます。 podiumはアルファコクスの公式サイトから購入できます。 その金額の安さと有用性については別の頁で説明しておりますので、 是非そちらを読んでみてください。 今回はpodiumを購入し、 手元にシリアルナンバーがある前提で説明をしていきます。 podiumを購入すると、 DVDなどが同封された書類が送付されますが、 必要になるデータはシリアルナンバーのみです。 その他はアルファコクスの公式サイトからダウンロードができますので、 そのダウンロードから行っていきます。
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レンダリングの小技_高画質で高品質でシームレスなレンダリングに有用なテクスチャーを用意する方法➁

前の頁にて、 解像度が高く、お金もかからず、全く時間もかからないテクスチャーが入手できる、 有用なサイトをご紹介いたしました。 今回は、そのサイトの無料会員登録の方法と、 実際に高解像度でシームレスな画像をダウンロードをしていく方法をお伝えしていきます。 この方法を知るだけで、 ・googleなどで「建築 テクスチャー 無料」や「コンクリート テクスチャー」などで画像検索して出てきた画像を使用する ・Photoshopを利用して自分で作成しようとする 必要性が全くなくなり、CGの作成が劇的に早くなり、 建築業界で働いている方は仕事の効率が、 建築学生は設計課題やPortforioにかかる時間や手間がなくなり、 かつ高い完成度のCGをつくることができるようになります。 情報を知り、集め、共有していくことで、 建築業界で働く方や、建築を志す学生が効率的に無駄なく作業ができるようになり、 よりよい生活を送りつつ、よい建築ができるようになる一助になればと思っておりますので、 是非読んでいってみてください。 下記のサイトから、 高解像度でシームレスのテクスチャー画像を、 お金も時間もかからず入手することができます。 「SketchUp Texture Club」 https://www.sketchuptextureclub.com/ コンクリートや木、屋根板金やアスファルト舗装など、 建築の仕上げでつかうものでこのサイトになかったものはありません。 まずは無料会員登録の方法からです。 ・下記のURLをクリック https://www.sketchuptextureclub.com/ ↓ ・サイトのトップ画面がでてきます。  海外のサイトなのですこし分かりづらいですが、  「ARCHITECTURE」の下にある画像をクリックします。 ↓ ・ページを下にスクロールしていくと下記画像の画面に行きます。  このTexturesの下部にテクスチャーをカテゴリー分けしてくれています。  今回は例えば、コンクリートのテクスチャーのダウンロードページまで行ってみます。 ↓ ・コンクリートのテクスチャーがほしいので、「CONCRETE」をのプルダウンメニューを開く ↓ ・目地のラインなどが入っておらず、綺麗なコンクリートの画像がほしいので、  「Bare」の「Clean walls」をクリックします。 ※このサイトには目地の入っていないコンクリートや木もあり、  目地の入っていないコンクリートや木のフローリングもあります。 ↓ ・ここで、目地の入っていない、綺麗めの、コンクリートの画像が、  何十枚もでてきて驚くかと思います。  色  いろんな色や、コンクリートの粗さぐあいのバリエーションもすごいです。  ここでは、汎用性の高いグレーのコンクリートをクリックしてみます。 ↓ ・すると、2枚のコンクリートの画像のプレビュー画像がでてきます。  無料の会員登録を行う場合は左のデータをダウンロードします。  左の画像下部の「LOGIN TO DOWNLOAD」を押します。 ↓ ・既に会員登録済であればここにE-mailやPasswordが自動表示されたりします。  まだ会員登録がまだなので、「Register now」をクリックします。 ↓ ・無料会員登録は左、有料会員登録は左になるので、  今回は左下部の「REGISTER NOW」をクリックします。 ↓ ・会員登録に必要な事項を記入します。 ※マークがついていて、黄色字になっているところのみ記入します。  英語での名前は英語での記入でなくても問題なかったですが、  英語表記が確実かと思います。 ※メールアドレスはG-mailなどで作成した捨てアドレスなどでもよいと思います。 ↓ ・先ほど登録したメールアドレスにメールが来ますので、  メール本文の青字になっているURLをクリックすることで、  会員登録完了です。  高解像度でシームレスの画像を入手できるようになっています。 ↓ ・再度、テクスチャーのダウンロード画面に行き、  「LOGIN TO DOWNLOAD」を押します。 ↓ ・先ほど会員登録の際に入力したE-mailとパスワードを入力します。 ↓ ・左の画像下の「DOWNLOAD」を押します。  すると、画像のダウンロードがなされます。 以上の操作で、 「SketchUp Texture Club」からテクスチャーを入手することができます。 この方法を知った皆さんは今後、 解像度が高く、お金もかからず、全く時間もかからないテクスチャーの入手することができるようになっています。 生まれた時間で設計案をよりよいものにすることも、 早く帰り家族と時間を過ごすこともできるようになります。 効率的で無駄のない方法や情報を知るだけで、 建築も生活も豊かになっていくと思いますので、 是非他の頁も見て行ってみていただきたいと思います。 そして上記の情報を知るだけで、 既にCGを効率的に作る方法を皆さんは手にしていますが、 このサイトには目地なしのコンクリートや木のリアルなテクスチャーもあり、 データの形式はjpegです。 そしてjpegはVectorworksやAutocadをはじめ、ほとんどのCADソフトに取り込むことができます。 そしてそれらを利用すると、 模型のテクスチャーもつくれるようになっていきます。 次の頁では、このサイトで手にしたテクスチャーを用いて、 劇的に早く完成度の高い模型素材の作り方をお伝えしていきます。 たったひとつのサイトを知るだけで、 CGも模型も劇的に早く行うことができるため、 かなり有用な情報かと思います。 是非次の頁も見ていってください。
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レンダリングの小技_高画質で高品質でシームレスなレンダリングに有用なテクスチャーを用意する方法①

CGのレンダリングのクオリティーを決める要素はいくつかありますが、 そのうちの1つに、高解像度の画像を用意することはとても重要です。 今回は、情報として知っておくだけで、 解像度が高く、お金もかからず、全く時間もかからないテクスチャーの入手の仕方を知ることができるためとても有用だと思います。 僕はオープンデスクなどを通していくつもの事務所にお邪魔させていただきましたが、 この方法でテクスチャーを用意すると、 とても早くて完成度が高くて感心してもらえたりします。 実際には知っていれば誰でもできる方法でテクスチャーを入手しているだけですが。 また、実務の場でCGを作成する時にはCGだけの作業に専念ができるわけではなく、 図面の作成の合間に作業を行ったり、 確認申請や届け出の書類の作成の合間の忙しい中で作業を行いつつ、 それでいてクライアントが、この提案はとってもいいですね!と 言ってもらえるような完成度の高いCGを用意する必要があります。 そのため、 ・できる限り手間がなくスピーディーに ・それでいてクオリティーの高いCGをつくる ことが要求されます。 やることは膨大で、その一つ一つに完成度を求められ、それでいてスピーディーにやることが求められる、、、 だからこそ建築設計の仕事は大変だと言われています。 そしてその大変な仕事を根性論以外の方法で乗り切るために有用なのが、 僕は「情報」と「効率的で無駄のないやり方」を知り、集め、整理し、 それをできる限り多くの人と共有することだと考えています。 是非、この情報を活用していただき、 建築業界への就活中の人はアピールに役立てていただき、 建築業界で働きはじめの人はすこしでも仕事が楽になっていったら僕も嬉しいです。 まず、皆さんはテクスチャーを用意する際にはどのような方法で行っておりますでしょうか。 ・googleなどで「建築 テクスチャー 無料」や「コンクリート テクスチャー」などで画像検索して出てきた画像を使用する ・Photoshopを利用して自分で作成しようとする 上記の方法で行う方が多いのではないでしょうか。 実際、オープンデスク先や、アトリエ事務所に入ってからも 多くのスタッフが上記のやり方で行っておりました。 どちらも方法の1つとしては知っておいてもよい方法ですが、 googleの画像検索で画像を集める方法は、 解像度が低い、シームレス(テクスチャーを横に並べたときに違和感なく連続して見えるようになっていること)でない、お金を払わないと文字が重なっていて使えない仕様になっている、、、 などの問題があります。 そして、 建築学生の頃やアトリエ事務所に入ってから教わることが多い、 Photoshopを利用してシームレスになるよう自分で作成しようとする方法ですが、 1つの建築につかう仕上げ材料などの素材の数はたくさんあり、 そのひとつひとつを丁寧につくっていく作業は、 忙しく働きながら合間に行う作業としては現実的ではありません。 僕がおこなっているやり方は、 下記のサイトから入手するやり方です。 「SketchUp Texture Club」 https://www.sketchuptextureclub.com/ 名前こそSketchUpと書いてありますが、 SketchUpだけでなく、 RhinocerosやVectorworksなど、どのモデリングソフトをつかっている方でも、 PodiumやV-ray、Twinmotion、カキーシャなど、どのレンダリングソフトをつかっている方でも、 どなたでも使用できる高解像度のテクスチャーデータが手に入ります。 日本よりも海外の方がCGを作成している人数が多く、 英語でしか検索できないサイトにまで検索範囲を広げると、 CGの場合は有用な情報が手に入る可能性が増していきます。 無料で利用する方法と有料で利用する方法がありますが、 実務で使用をしていて無料版で事足りているので無料版のみでも十分有用なサイトです。 本当にとてもありがたいサイトですね。 ちなみに無料版と有料版の違いは下記の通りです。 ●無料版 ・1000×1000px程度の解像度の画像のみしかダウンロードできない ※建築実務のプレゼンや、建築学生のportforioの作成には十分すぎる解像度です。 ・毎日15枚までしかダウンロードできない ・などなど、、、 ●有料版 ・1000×1000px程度の解像度と、4000×4000px等の超高解像度画像がダウンロードできる ・毎日50枚までダウンロードできる ・などなど、、、 次の頁にて、 無料会員登録の方法と、 高解像度でシームレスのテクスチャーのダウンロードの方法をお伝えしていきます。
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モデリング実践編_実務に向いたCGモデリングの方法をお伝えします_⑤取り込んだ図面を基に壁を作成する-2

前の頁にて、 SketchUpに取り込んだ図面を基に壁をつくる方法をお伝えしてきました。 今回は、色んなやり方の壁のつくり方をお伝えしていこうと思います。 壁や床などの立体をつくる方法を複数知ることで、 この場合にはこうしようか、 その場合にはそうした方が効率いいかな、 と選択肢が増えて操作が劇的に早くなっていきます。 1つめにつくった壁と厚みが異なる場合です。 この場合は、前頁のように1つめの壁をコピーしてから調整すると操作数が増えてしまうため、 平面を書いて作成するのがよいです。 ↓ ・現在のレイヤーが「レイヤー0」になっていることを確認する ※「デフォルトのウィンドウ」の「レイヤー」の「レイヤー0」の左に黒丸をつけた状態 ↓ ・「四角形ツール」で壁の端の1点を「左クリック」して対角線の1点を「左クリック」して面をつくる ↓ 面をつくったら、「選択ツール」で「ダブルクリックする ※面をダブルクリックすると、面とそれに接する線の全てを選択することができます。 ↓ 面とその周りの面が選択された状態(青くなった状態)で「右クリック」→「グループを作成」によりグループ化する ↓ ・新たにレイヤーを作成する 「デフォルトのウィンドウ」の「レイヤー」の「プラスマーク」を押して、新たにレイヤーを作成する ↓ 新たに作成したレイヤーの名前を変える 新たに作成したレイヤーを「ダブルクリック」して名前を入力します。 1Fの壁を作成していくので、 「1F_壁」という名前に変えます。 ↓ ・グループにレイヤー名をつける 「選択ツール」でグループを選択した状態で「デフォルトのウィンドウ」の「エンティティ情報」の 「レイヤー」を変えることでグループに名前をつけることができます。 ※今回は1階の壁なので先ほどつくった「1F_壁」というレイヤー名をつけます。 ↓ ・作成したグループを「ダブルクリック」してグループを編集するモードに入る ※グループの編集中は、編集しているグループを点線で囲っている状態になります。 ↓ 面を「選択ツール」で選択して、面が選択された状態で「プッシュプルツール」を選択 さらに面を「クリック」して、次に1つめの壁と同じ高さの点や面を選択します。 1つめの壁の作成時には数値入力をしていましたが、 参照できる高さの立体が既にある場合は、このようにして高さを参照してつくることができます。 小さな差のようですが、数値入力を省略出来るだけで、モデリングにかかる時間は短くなっていきます。 ↓ 横方向に壁を伸ばしたい場合は、伸ばしたい面を「選択ツール」で選択して、面が選択された状態で「プッシュプルツール」を選択 さらに面を「クリック」して伸ばしたい位置の点をクリック この操作で横方向に壁を伸ばせます。 つまり「プッシュプルツール」は上下方向にも左右方向にも面を押し出せるツールなのです。 ↓ キーボードの「esc」を押すか、グループの外のどこかてきとーな所をクリックして、グループを編集モードから出る 以上、前頁から合わせて3種類の壁や床などの立体をつくる方法をお伝えしてきました。 SketchUpでのモデリングは、1つの立体をつくるための手順は何通りもあります。 それが習得時のとっつきづらさにも繋がっているのですが、 何度も繰り返してモデリングをしていくことで、 この場合にはこの方法で行うのがよい、と判断ができるようになり、 作業効率が上がっていきます。 1つの壁をつくる際に、どの方法でやるのが早いか、ミスをしづらいか、 考えてみてから作業してみていただきたいです。 次の頁では、 壁に開口を開けていく方法をお伝えします。 壁に開口を開けるのも、床に開口を開けるのも、 同じ方法で行うことができるため、 開口の開け方を覚えるだけで、 壁に窓を設けたり、階段のための吹き抜けを床に開けることができるようになります。 是非次の頁も見ていってください。
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モデリング実践編_実務に向いたCGモデリングの方法をお伝えします_⑤取り込んだ図面を基に壁を作成する-1

前々頁にて、 Sketchupに取り込んだ図面を基に、 床を立てていき、 前頁にて、 モデリングする際のルールについて復習いたしました。 これからいよいよ、取り込んだ図面を基に、 床や壁を立てていきます。 ・1階平面図をコピーして床の上にのせます。 ただ、図面の上に床をつくっているため図面が床で隠されてしまっています。 そのため、床の下にある平面図をコピーして床の上に乗せます。 ↓ 「選択ツール」で図面を選択する ↓ 「移動ツール」で床の角の点を選択する。 ↓ 「ctrl」を押して、「移動ツール」をコピーモードに切り替える。 ※ 「ctrl」を押すと移動ツールのマークの右下に+マークが表示される 移動前の平面図は元の位置に残したまま、コピーした平面図を移動させることができます。 ↓ 移動させる次の点である床の角を選択する 以上の操作で、床の上に図面がある状態になり、 壁の位置が分かるようになります。 ここから壁を作成していきます。 手順は床を作った際と同じです。 ・壁をつくっていきます。 ↓ ・現在のレイヤーが「レイヤー0」になっていることを確認する ※「デフォルトのウィンドウ」の「レイヤー」の「レイヤー0」の左に黒丸をつけた状態 ↓ ・「四角形ツール」で壁の端の1点を「左クリック」して対角線の1点を「左クリック」して面をつくる ↓ 面をつくったら、「選択ツール」で「ダブルクリックする ※面をダブルクリックすると、面とそれに接する線の全てを選択することができます。 ↓ 面とその周りの面が選択された状態(青くなった状態)で「右クリック」→「グループを作成」によりグループ化する ↓ ・新たにレイヤーを作成する 「デフォルトのウィンドウ」の「レイヤー」の「プラスマーク」を押して、新たにレイヤーを作成する ↓ 新たに作成したレイヤーの名前を変える 新たに作成したレイヤーを「ダブルクリック」して名前を入力します。 1Fの壁を作成していくので、 「1F_壁」という名前に変えます。 ↓ ・グループにレイヤー名をつける 「選択ツール」でグループを選択した状態で「デフォルトのウィンドウ」の「エンティティ情報」の 「レイヤー」を変えることでグループに名前をつけることができます。 ※今回は1階の壁なので先ほどつくった「1F_壁」というレイヤー名をつけます。 ↓ ・作成したグループを「ダブルクリック」してグループを編集するモードに入る ※グループの編集中は、編集しているグループを点線で囲っている状態になります。 ↓ 面を「選択ツール」で選択して、面が選択された状態で「プッシュプルツール」を選択 さらに面を「クリック」して、高さ分の数値を入力 ↓ 横方向に壁を伸ばしたい場合は、伸ばしたい面を「選択ツール」で選択して、面が選択された状態で「プッシュプルツール」を選択 さらに面を「クリック」して伸ばしたい位置の点をクリック この操作で横方向に壁を伸ばせます。 つまり「プッシュプルツール」は上下方向にも左右方向にも面を押し出せるツールなのです。 ↓ キーボードの「esc」を押すか、グループの外のどこかてきとーな所をクリックして、グループを編集モードから出る 以上で1つめの壁の作成は終わりです。 続いて次の壁をつくって行きますが、 1つめの壁をつくった後は、2つめの壁を作成するのは容易です。 先ほど覚えた「移動ツール」のコピーモードを利用することで、1つめにつくった壁を複製しながらつくることができるからです。 では2つ目の壁をつくっていきます。 同じ長さや厚みの壁が他にもある場合、 「移動ツール」のコピーモードを使用して複製したら終わりです。 ・「選択ツール」で複製する壁を選択 ↓ ・「移動ツール」を選択した後にキーボードの「option」を押しコピーモードにする ↓ 複製する壁の角の点を「左クリック」 ↓ 複製したい先の点を「左クリック」 以上で終わりです。 次は、 厚みは同じだけど長さと向き(角度)が異なる壁をつくる場合です。 先の方法で複製した後に角度を変え、長さを調節します。 ・「選択ツール」で複製する壁を選択 ↓ ・「移動ツール」を選択した後にキーボードの「option」を押しコピーモードにする ↓ ・複製する壁の角の点を「左クリック」 ↓ ・複製したい先の点を「左クリック」 ↓ ・複製した壁を「選択ツール」で選択 ↓ ・角度ツールを選択して、 回転したい方向の面の上にカーソルを合わせてキーボードの「shift」を押す。 ※「shift」を押すことで回転面が固定されます。 回転の中心となる点で「左クリック」 ↓ ・次に回転の中心となる辺を指定するために2点目を「左クリック」 ※先に指定した1点目を中心に、1点目と2点目の直線を基準に回転させます。 ↓ ・基準となる直線を動かしつつ、壁を回転させたい位置でさらに「左クリック」 これで向き(角度)の調整はできました。 ↓ ・回転した後に、向き(角度)は正しいが位置がズレていた場合、 「選択ツール」で動かしたい壁を選択し、「移動ツール」で移動前の点を「左クリック」した後に「左クリック」を押すことで位置を調整します。 ↓ ・この時点で長さが足りなかったり長すぎだりした場合、 壁をダブルクリックして、グループを編集するモードに入ります。 ↓ ・横方向に壁を伸ばしたいので、伸ばしたい面を「選択ツール」で選択して、面が選択された状態で「プッシュプルツール」を選択 さらに面を「クリック」して伸ばしたい位置の点をクリック ↓ キーボードの「esc」を押すか、グループの外のどこかてきとーな所をクリックして、グループを編集モードから出る 次の頁でも、 引き続き壁のつくりかたのパターンをお伝えしていきます。 丁寧めに言葉で説明しているので大変な操作のように感じるかもしれませんが、 慣れたら時間がかからずにできる操作ばかりなので、 是非やってみてください。 また、壁などのつくり方のパターンは知っておけば知っておくほど、 この場合にはこうしようか、 その場合にはそうした方が効率いいかな、 と選択肢が増えて操作が劇的に早くなっていきますので、 是非次の頁も見ていってください。
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モデリング実践編_実務に向いたCGモデリングの方法をお伝えします_④取り込んだ図面を基に壁を作成する、前に復習を

前の頁にて、 Sketchupに取り込んだ図面を基に、 床を立てていきました。 次に壁を立てていきたい、ところなのですが 前回説明したやり方はとても重要なので一度復習を兼ねて詳しく説明したいと思います。 操作を覚えるだけでなく、なぜそうするのか、を知ることでより記憶に定着もしやすくなります。 初めは覚える内容が少ない方が定着が早いので、 数少ない操作だけでモデリングができるよう、 汎用性が高い方法にしぼりお伝えしています。 そのため、 壁の作り方も床の作り方と同じ方法でやることができます! なのでまずは焦らず前回の復習をしていきましょう。 まず、レイヤーに関する重要な2つのルールは下記の通りです。 ①現在のレイヤーは常に、必ず「レイヤー0」にしておく ②オブジェクト(SketchUpにおける線や面のこと)のレイヤーは全て「レイヤー0」にして、  グループのみに「1F_床」や「1F_壁」のように個別のレイヤー名をつける 以上のシンプルなルールを習慣化することにより、 ・グループについてるレイヤーと、グループの中のオブジェクトが一致しない、レイヤーがごちゃごちゃになる ・レイヤーがしっかり分けられていない という状況を完全に防ぐことができます。 ①のルールのつよみは、 ・操作を行うごとに現在のレイヤーを設定する必要がなくなる 現在のレイヤーの意味は、次に描く面や線などのオブジェクトをどのレイヤーに入れるか、というものです。 現在のレイヤーを「レイヤー0」に常に設定しておくことで、これから描く線や面などのオブジェクトを自動的に「レイヤー0」に入れておくことができます。 「レイヤー0」は「デフォルトのレイヤー」とも呼ばれる特別なレイヤーですこし理解しづらいですが、 上記の方法で行えば「レイヤー0」については特に考えずとも作業ができます。 ↓ つまりまとめていうと、「現在のレイヤー」や「デフォルトのレイヤー(レイヤー0)という煩雑な設定をないものとして考えることができます! 考えなくてはならない要素が少ない方が習得が早く、ミスが減ることになります。 ②のルールのつよみは、 「デフォルトのレイヤー(レイヤー0)」は今後操作や編集したりしないため、ないものとして扱うことができます。 そのため、グループにつけているレイヤーとオブジェクト(線や面など)につけているレイヤーが揃わなくなる、という事態が起きなくなります。 そして、前の頁で紹介したやり方を習慣づけることで、 上記の①②のルールを自然と守りつつモデリングを行うことができます。 次の頁から、 壁をつくっていく作業を行なっていきます。 床と壁、そして屋根をつくることができるようになればほとんどの建築はつくれるようになるので、 是非次の頁も見ていってください。
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モデリング実践編_実務に向いたCGモデリングの方法をお伝えします_③取り込んだ図面を基に床を作成する

前の頁にて、 SketchUpに取り込んだ図面を整える作業を行ってきました。 これからいよいよ、取り込んだ図面を基に、 床や壁を立てていきます。 また、レイヤーを整理しつつ壁などをつくる、 シンプルにして強力なルールも説明いたします。 ここのルールを知り習慣づけることで、 ・レイヤーがごちゃごちゃになってしまう ・意図してないところで線や面がくっついてしまう などを防ぐことができるようになります。 ぜひ最後まで読んでみてください。 ・まずは、床をつくっていきます。 概念の説明から入るとややこしくなるので、まずは床や壁をつくる作業方法を体で覚えてしまうのがよいと思います。 ↓ ・現在のレイヤーを「レイヤー0」にする ※「デフォルトのウィンドウ」の「レイヤー」の「レイヤー0」の左に黒丸をつけた状態にする ↓ ・「四角形ツール」で図面の端の1点と対角線の1点を「左クリック」して面をつくる ↓ 面をつくったら、「選択ツール」で「ダブルクリックする ※面をダブルクリックすると、面とそれに接する線の全てを選択することができます。 ↓ 面とその周りの面が選択された状態(青くなった状態)で「右クリック」→「グループを作成」によりグループ化する ↓ ・新たにレイヤーを作成する 「デフォルトのウィンドウ」の「レイヤー」の「プラスマーク」を押して、新たにレイヤーを作成する ↓ 新たに作成したレイヤーの名前を変える 新たに作成したレイヤーを「ダブルクリック」して名前を入力します。 まずは1Fの床を作成していくので、 「1F_床」という名前に変えます。 ↓ ・グループにレイヤー名をつける 「選択ツール」でグループを選択した状態で「デフォルトのウィンドウ」の「エンティティ情報」の 「レイヤー」を変えることでグループに名前をつけることができます。 ※例えば1階の床なら「1F_床」2階の壁なら「2F_壁」のように名前をつける ↓ ・作成したグループを「ダブルクリック」してグループを編集するモードに入る ※グループの編集中は、編集しているグループを点線で囲っている状態になります。 ↓ 面を「選択ツール」で選択して、面が選択された状態で「プッシュプルツール」を選択 さらに面を「クリック」して、高さ分の数値を入力 ↓ キーボードの「esc」を押すか、グループの外のどこかてきとーな所をクリックして、グループを編集モードから出る 以上で床の作成は終わりです。 シンプルな直方体をつくるのにもかなり手間がかかると思われた方もいるかもしれません。 ただ、この動きを習慣化してしまえば十数秒で終えられるようになりますし、 このやり方1つで、床も、壁も、屋根も、つくれるようになります! そしてさらに、 レイヤーがごちゃごちゃになり後で整理ができなくなってしまったり、 意図してないところで線や面がくっついてしまう などを防ぐことができます。 たった1つの動きを覚えるだけでこれらの効果が得られるのは大きいと思います。 初めは覚える内容が少ない方が定着が早いので、 数少ない操作だけでモデリングができるよう、 引き続き、汎用性が高い方法にしぼりお伝えしています。 次の頁にて、壁を作成していきます。 床と同じ容量で作成していきますが、 「プッシュプルツール」を用いつつ数値入力をせずに効率的に壁をつくる方法や、 コピー(複製)を用いて壁をつくる工程を省略する方法など、 より効率的な方法について説明していきますので、 是非次の頁も見ていってください。
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