モデリング実践編_実務に向いたCGモデリングの方法をお伝えします_③取り込んだ図面を基に床を作成する

前の頁にて、
SketchUp取り込んだ図面を整える作業を行ってきました。

これからいよいよ、取り込んだ図面を基に、
立てていきます。

また、レイヤーを整理しつつ壁などをつくる
シンプルにして強力ルールも説明いたします。

ここのルールを知り習慣づけることで、
レイヤーがごちゃごちゃになってしまう
意図してないところで線や面がくっついてしまう
などを防ぐことができるようになります。
ぜひ最後まで読んでみてください。

・まずは、つくっていきます
概念の説明から入るとややこしくなるので、まずはつくる作業方法体で覚えてしまうのがよいと思います。

現在のレイヤー「レイヤー0」にする
「デフォルトのウィンドウ」「レイヤー」「レイヤー0」の左黒丸をつけた状態にする

「四角形ツール」図面の端の1点対角線の1点「左クリック」して面をつくる

面をつくったら、「選択ツール」「ダブルクリック」する
面をダブルクリックすると、面とそれに接する線の全て選択することができます。

面とその周りの線選択された状態(青くなった状態)で「右クリック」「グループを作成」によりグループ化する

・新たにレイヤーを作成する
「デフォルトのウィンドウ」「レイヤー」「プラスマーク」を押して、新たにレイヤーを作成する

新たに作成したレイヤー名前変える
新たに作成したレイヤー「ダブルクリック」して名前を入力します。
まずは1Fの床を作成していくので、
「1F_床」という名前に変えます。

グループレイヤー名をつける
「選択ツール」グループを選択した状態「デフォルトのウィンドウ」「エンティティ情報」
「レイヤー」変えることでグループに名前をつけることができます。
※例えば1階の床なら「1F_床」2階の壁なら「2F_壁」のように名前をつける

作成したグループ「ダブルクリック」してグループを編集するモードに入る
グループの編集中は、編集しているグループ点線で囲っている状態になります。

「選択ツール」選択して、面が選択された状態「プッシュプルツール」「クリック」
さらに面を「クリック」して、高さ分の数値入力してキーボードの「Enter」を押す

キーボードの「esc」を押すか、グループの外のどこかてきとーな所クリックして、グループを編集モードから出る

以上床の作成は終わりです。
シンプルな直方体をつくるのにもかなり手間がかかる思われた方もいるかもしれません。

ただ、この動き習慣化してしまえば十数秒で終えられるようになりますし、
このやり方1つで、も、も、屋根も、つくれるようになります!

そしてさらに、
レイヤーがごちゃごちゃになり後で整理ができなくなってしまったり
意図してないところで線や面がくっついてしまう
などを防ぐことができます。

たった1つの動き覚えるだけでこれらの効果が得られるのは大きいと思います。

初め覚える内容が少ない方定着が早いので、
数少ない操作だけでモデリングができるよう、
引き続き、汎用性が高い方法にしぼりお伝えしています。

次の頁にて、壁を作成していきます。
床と同じ要領作成していきますが、
「プッシュプルツール」を用いつつ数値入力をせずに効率的壁をつくる方法や、
コピー(複製)を用いて壁をつくる工程を省略する方法など、
より効率的な方法について説明していきますので、
是非次の頁も見ていってください。

・次の頁
「モデリング実践編_実務に向いたCGモデリングの方法をお伝えします_④取り込んだ図面を基に壁を作成する、前に復習を」

・前の頁
「モデリング実践編実務に向いたCGモデリングの方法をお伝えします②SketchUpに取り込んだ図面データの調整とレイヤーについての説明-1」

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